メガネのプロになる道はいくつかあります。ここでは代表的パターンをご紹介します。
昔は、徹底した徒弟制度でしたから、親方から許しの無い限り、店頭でお客様のお相手をすることさえできませんでした。現在も、形こそ違え、
「良いメガネを作るための技と経験を仕込まれる。」
ことに変わりはありません。その数は減ってきているとは言え、こうして生まれるプロは、国家資格に充分値すると思います。購入者が、それを見分ける一般的基準を持てないことは、購入者と業界の両方にとって、誠に不幸なことです。
本当に情けないことですが、現状では購入者に次のようなお願いをするしかありません。価格を最優先した店選びをされますと、最終的にプロは死に絶えます。プロの仕事を維持するためには、最低限のコストが必要であり、少なくとも投げ売りはできません。
皆さんが、「これぞ!!」というプロに出会えたら、どうぞ、ヒイキにしてやってください。紹介もしてやってください。でなければ、快適なメガネを作れるプロは、この国からいなくなってしまうかもしれないのですから。