チラシをまかない店はないと言ってよいほど、メガネ店にとってチラシは大事なものです。目的は告知と来店促進なのですが、残念ながら下記のようなトラブルがよく発生します。
理由はしごく簡単です。店側はチラシ商品を売りたくないからです。店は、チラシを見て来店してもらいたいのであって、その商品を売りたいのではありません。
買う側からすれば、そんなものチラシに載せるなと言いたいところでしょう。すいませんが、この感覚がわからない店があるのです。
面倒でしょうが、店に行ってから「ない」と言われて腹が立つよりましです。電話で商品在庫を確認してください。
本気で安く売ろうとしている店は、ちゃんと在庫を持っているし、セール期間中に品切れにならないよう努力しています。最悪、品切れで取り寄せることになっても、セール価格で売ってくれるはずです。
チラシは、その店のほんの一部しかあらわせません。たまたまセールをやってる程度に認識したほうが無難です。スーパーのチラシのごとく、こっちの店のほうが千円安い、5%安いなどと見比べることは無意味です。
ジンズに代表される3プライス業態、眼鏡市場に代表される1プライス業態がここ数年伸びたおかげで、価格だけで勝負すると負ける業態が増えてきました。結果として、価格志向型のチラシが激減しています。
逆に、提案型のチラシで「良い商品を知ってもらいたい」目的で編集されるチラシは増えているようです。メガネ屋のチラシは、価格ではなく、提案内容で見る時代になったのかもしれません。