遠近両用レンズは、その設計上どうしても歪みが出ます。
また、遠くと近くを両方見えるようにするため、それぞれを見るための範囲を別々に持っています。
二つの機能と歪みが、レンズのどこにあるかを理解し、最適なバランスでカットする必要があります。
このカットのカタチを決めるのがフレーム選択です。
眼鏡店では、皆さんが掛けたいフレームの希望と、上記の制限を両方勘案しながら、専門家と相談することになります。
この選択に失敗すると、歪みを必要以上に見ることになったり、二つの機能のうち片方に不満が出たりします。
今回のレンズ比較では、もとメガネ屋がテスト対象のレンズの機能を勘案しながら、
数ヶ月かけてフレームを選択しています。フレーム選択ミスによる、レンズ比較への影響はほぼ１００％排除できています。
